【 S13 最終3位/2160】対面エスバミミ【剣盾シングル】
構築経緯
シーズン序盤にエスバサンダーに強めでエース性能の高い珠パッチラゴンが強いと思い、パッチラゴンを軸に組むなら対面構築という軽い考えからお試しで襷エスバ+アッキミミッキュと組ませて潜っていたところ、そこそこ勝てたのでこれを軸にスタートした。
パッチエスバミミが全て物理なため、回復技持ちの物理受けであるカバルドンが特に重かったので、カバルドンに滅法強く対面的な動きも可能なスカーフ持ちカプ・レヒレ、レヒレと合わせてサイクル的な動きもでき、ダイマを切って数的有利を取った後に詰めの動きも強い残飯鉄壁ナットレイ、最後に電気の一貫を切りたかったのと、パッチラゴンが通っている時にステロでサポートしたい、また構築の見た目でなるべく対面構築を悟られにくくすることも重要だと思ったことから、(ランドロスではなく)最初はステロ欠伸カバルドンを採用した。
この並びで引き続き潜っていると、カバルドンを選出するときはほとんどカバミミナットの3体しか出せなかったため、構築上でカバルドンがかなり足手纏いになっていることに気づいた。
そこで最終日2日前にカバルドンの型を"達人の帯アタッカー型"に変更することにした。その考えに至った理由は以下の通り
①構築を使っていく中で相手の選出パターンがある程度分かるようになったため構築の並びを変えたくなかったのでカバルドンは続投
②詰めのポケモンが裏に何匹かいるため数的有利を取りに行く動きが可能にしたかった
③物理主体の構築ゆえに初手に出されやすい霊獣ランドロスであったり、欠伸カバルドンメタで初手に出されやすいラム持ちカミツルギ、ガブリアス、霊獣ランドロス(2回目)を逆に狩れるのが強そう
カバルドンの型を変更した結果、カバ+詰めの選出パターンが数パターン増えて戦いやすくなったため、この型でシーズン最後まで使用した。
構築コンセプト
・"初手ダイマックス→詰め"or"襷エスバ→後発ダイマックス"の対面的な選出パターンを多く組み込む
・対面的な動きを悟られないような並びを意識
個体詳細
エースバーン@気合の襷 リベロ
陽気 155-168(252)-95-x-96(4)-188(252)
火炎ボール 飛び膝蹴り ダストシュート 不意打ち
調整:AS極振り、DL調整
構築の軸①。
ダストシュートはカウンターとの選択だが、軸にするには環境トップのレヒレに打点がないと選出できないためこちらを選んだ。
初手に出して対非ダイマに数的有利を取ったり、初手ダイマに対して2ターン使わせる&削りを入れる→ミミッキュの皮ダメで3ターン目を凌ぐ流れが強かった。
命中不安が多いがそれを感じさせないほどの広い範囲&高い威力の技を出せる強力なポケモンだと感じた。
ミミッキュ@アッキの実
意地っ張り 151(164)-154(236)-102(12)-x-126(4)-128(92)
じゃれつく ゴーストダイブ 影うち 剣の舞
調整
H:皮ダメ効率意識の8n-1
H-B:B+1で皮ダメ込みA187ドリュウズのアイアンヘッドを最高乱数切り耐え
H-D:皮ダメ込みC177珠サンダーの暴風を最高乱数切り耐え
A:11n
S:準速パッチラゴン、S126近辺のサンダー抜き
構築の軸②。
攻撃技はドラゴンや悪に弱点を付ける一致技のじゃれつく、等倍範囲が広い・シャドクロよりも高威力・ダイマターン枯らし性能のあるゴーストダイブ、先制技のかげうちを採用した。ドレインパンチも強力ではあるが、初手ダイマとの相性がいいゴーストダイブを選んだので採用しなかった。
選出はほとんどが後発で、皮を盾に相手のダイマターンを凌いだり剣の舞の起点にしたりと相変わらずの壊れ性能っぷりだった。
調整は最終日前日に寝ながら考えたものを使用したが、最終日は対アッキミミッキュ対決でSが負けることが多かったので、Sをもっと上げてもよかったと思う。
カプ・レヒレ@拘りスカーフ
臆病 145-x-136(4)-147(252)-150-150(252)
波乗り ムーンフォース 冷凍ビーム トリック
調整:CS極振り、ミラーやドラパルト、フェローチェなど意識で最速
何の変哲もないスカーフレヒレ。
ナットレイと合わせてサイクルをさせたり、初手に出してダイマックスで数的有利を取りに行ったり、終盤にスイープをしたりと万能なポケモンだった。
パッチラゴン@命の珠
意地っ張り 165-167(252)-110-90-91(4)-127(252)
電撃嘴 逆鱗 燕返し 大文字
調整:AS極振り、特に受け出されるカバルドンへの乱数を意識して意地っ張り
構築の原点。
最初はエスバサンダーに強いと思って採用したが、エスバはダイアタックを持っていることが多くダイマ対決に勝てず、サンダー対面では身代わりを持っていたりアッキを持っていたりすることを考えると安定択が無かったため、使っているうちに選出率が落ちていった。しかし、明らかに刺さっている構築に対して選出すると思った通りの活躍をしてくれた。
珠ダイバーンでH181D137ナットレイをちょうどぴったり落とすことができるので火炎放射ではなく大文字を採用した。
カバルドン@達人の帯
意地っ張り 213(236)-180(252)-139(4)-x-93(4)-69(12)
地震 ヘビーボンバー 氷の牙 炎の牙
調整
A:極振り(ダイアースでドヒドイデが砂ダメ込みで11/16で落ちる程度)
S:ミラー意識
HBD:余り
この構築の地雷枠。
刺さっている構築に対しては積極的に出し、初手ダイマで数的有利を取って裏で詰めに行ったり、裏から後発ダイマで詰めていく流れが多かった。
技はタイプ一致の地震は確定で、ヘビーボンバーはミミッキュやブリザボス意識&Bアップが強い、氷の牙はサンダー・カイリュー・ボーマンダ等意識、炎の牙はナットレイやカミツルギ意識で採用した。
環境に多いカバルドンはステロ欠伸型が多く、基本的にカバルドンと対面して引く動きをされることが少ないため、それを逆手に取ったダイマックスは非常に強く、最終日は数多くのポケモンを狩ることができた。
ナットレイ@食べ残し
腕白 181(252)-114-201(252)-x-137(4)-25 ※S個体値0
ジャイロボール ボディプレス 鉄壁 宿木の種
調整:HB極振り、余りD、Sはミラー意識かつジャイロのダメージ意識でなるべく高くなるべく低く(?)
Sがちょっと高い以外は何の変哲もない鉄壁ボディプレナットレイ。
Sを上げたことによるジャイロ威力の低下はそこまで気にならなかった。
選出
①エスバ+ミミ+レヒレorパッチorカバ(後発ダイマックス)
→初手エスバで相当不利な展開にならないような構築に対してはだいたいこの選出。
②初手カバorレヒレorパッチ+エスバorミミorレヒレorナットから2体(初手ダイマックス)
→初手ダイマで有利な展開にできそうな場合はこの選出。ラグラージ入りにはだいたいレヒレから入る。
きついポケモン
・カバレヒレサンダー
・ステロ+アーゴヨン
・ラグラージ+ゴリランダー
・悪の顔して出てきた水ウーラオス
・水ロトム
その他もろもろ
シーズンS13結果
TN カイマ(2020プロ野球パリーグの新人王・西武ライオンズの平良海馬選手からとりました!)
→最終3位/最高最終2160
TN おにーやん
→最終5XX位/最高2120くらい最終19XX
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