【S19最終10位/2152】トリル白バドミミウーラ 【ポケモンSV】

レンタル

レンタル作成者のはるちーに感謝。

白バドレックス 207(252)-224(148)-170-105-164(108)-49 *S0
ミミッキュ 159(228)-154(236)-106(44)-63-125-116
水ウーラオス 201(204)-200(252)-121(4)-74-81(4)-123(44)
暁ガチグマ 219(244)-81-141(4)-198(196)-91(44)-75(20)
ドオー 237(252)-95-83(20)-58-165(236)-40
イーユイ 147(132)-90-101(4)-187(116)-141(4)-152(252)

 

構築経緯

真皇杯関東予選で使用した構築

【真皇杯関東予選3位】トリル白バド攻めサイクル 構築詳細&対戦振り返り【ポケモンSV】 - そこの鬼畜なおにーやん(^ω^)日記

を、ランクマで高い勝率を出せるように改善を図った。

まず白バド・ミミッキュ・水ウーラオス・暁ガチグマの4体はある程度選出率が高かったので据え置きし、残りの2枠を考えた。

残りの2枠で必要な、上記の4体では満たせていない欲しい要素として下記の①~⑤が挙がった。

カイオーガに展開できる、後投げ出来れば尚よし

②ステロ巻き

③炎オーガポンに強い。後投げからテンポを取れれば尚よし

④高速特殊アタッカー、鋼に強ければ尚よし

⑤受けループを崩せる。

上記の①・②を満たせるポケモンとしてちょすいドオー、③・④を満たせるポケモンとしてスカーフイーユイをそれぞれ採用した。

ドオーは、S18で流行っていた宿木バドと同居していることが多かったので、白バドの型の偽装も狙いの1つ。

スカーフイーユイは、削れていない炎オーガポンに後投げしても上から削りを入れるだけになるか交代されて受けられてしまうためテンポを取れるとは言えないが、先に白バド対面でテラスしてブリザードランスをぶち込んでおくことで、次のターンイーユイ後投げで耐えて上から縛る、交代されても次のトリル展開で縛りに行くという動きである程度対応ができた。

⑤に関してはドオーとイーユイでは解決するのが難しかったので、暁ガチグマにちょうはつを搭載することで対策を強化した。

ポケモンの役割をまとめるとこんな感じ

白バドレックス:エース、トリル要員
ミミッキュ:トリル要員、相手の展開阻止
水ウーラオス:物理による崩し、対面操作
暁ガチグマ:特殊とちょうはつによる崩し、TOD
ドオー:ステロ巻き、起点づくり、TOD、対オーガ
イーユイ:高速特殊スイーパー、対炎ポン、対鋼

 

選出と立ち回り

※書いていない伝説もあるのでこれが全てではないです

①対カイオーガ以外のスタンパ

白バド+水ウーラ+ミミッキュの3体での選出。
初手はミライドン・黒バドには白バド
ザシアンには水ウーラオス
コライドンには水ウーラオスor白バド

基本は白バドでガンガンテラスを切って殴っていき、しかるべきタイミングでトリルを貼る。トリルを貼るよりも数的有利が優先。
引いて数的有利を取れそう・数的不利を取らせなさそうなら積極的に引く。
数的有利→ミミッキュで再展開


②対カイオーガスタン

ドオー+白バド@1

ドオーで上手く盤面を整えてから白バドでトリルを貼って一気に攻める。

※①と②に関しての補足

白バドが通しにくいとき、例えば炎オーガポンがいたらイーユイ(水ラオスで見なければいけない場合もあり)、ヒートロトムがいたらガチグマ、ラウドボーンがいたらドオーイーユイガチグマを絡めて選出する。

 

③対受け構築(ムゲンダイナホウオウなど)

ガチグマ+ウーラオス@1で選出。
@1はステロあくびが通りそうならドオー、アタッカーがもう1枚いれば崩せそうなら白バドやイーユイ。
基本はガチグマのノマテラブラッドムーンを良きタイミングでぶっ放してそこから崩していく。ガチグマになるべく毒は入らないようにして、つきひかで体力管理しながら攻める。

※その他補足事項

・白バドには白バドを極力投げない方がいい。

・上手い人のテラパゴスは無理。ウーラオスミミッキュで頑張る。

 

個体詳細 ※ポケソルテキスト

バドレックス(白馬) @ オボンのみ
テラスタイプ: でんき
特性: じんばいったい
性格: ゆうかん
207(252)-224(148)-170-105-164(108)-49 *S0
リザードランス / テラバースト / トリックルーム / つるぎのまい

調整意図
H-D:黒バドのC217アストラルビットをテラス時ほぼ2耐え
A:できるだけ高く
S:最遅

圧倒的耐久で耐えまくり、圧倒的攻撃力で破壊しまくる最強ポケモン
動かし方に変更はなかったので型の変更はなし。

黒バドミライドンコライドン等のスタンパに初手に出すことが多く、初ターンからでも積極的にテラスを切って崩していく。
殴ることが強いため、相手を信用した交代やテラス読みの技選択も積極的にしていた。
トリックルームを貼って自身で殴るターンが確保できるほどの耐久があることが、嚙み合っていてあまりにも強いと感じた。
トリックルームはトリルターン中にいかに相手のリソースを削るかが重要なので、
それが見込めないときは打たないように気を付けた。(特に高耐久ポケモンが相手の裏に控えているとき)
最初からこの型の白バドがシンプルかつ最強だと信じていたので、結果が出て良かったです。

 

ミミッキュ @ ゴツゴツメット
テラスタイプ: みず
特性: ばけのかわ
性格: いじっぱり
159(228)-154(236)-106(44)-63-125-116
じゃれつく / かげうち / のろい / トリックルーム

調整意図
H:皮ダメと定数ダメ意識の16n-1
A:ほぼ特化(11n)
B:あまり

こちらも型の変更はなし。
オーガポンや水ウーラオスなど、皮を貫通してくるポケモンやちょうはつ持ちは例外だが、どんなにパワーのある伝説ポケモンであろうと1匹で展開に対しての切り返し枠を担うことができ、枠を圧縮できてトリックルームを覚えるこのポケモンはやはりこの構築に必須だと感じた。
化けの皮という最強の特性を持って、ノーマルと格闘とドラゴンの3タイプを無効化できるのは普通にずるい。

 

ウーラオス(連撃) @ こだわりハチマキ
テラスタイプ: みず
特性: ふかしのこぶし
性格: いじっぱり
201(204)-200(252)-121(4)-74-81(4)-123(44)
すいりゅうれんだ / インファイト / アクアジェット / とんぼがえり

調整意図
A:特化
S:準速70族抜き
H:できるだけ高く

構築単位でキノガッサがどうしようもなく重かったので、準速であれば抜けるように最終日だけSを伸ばした。

最終日はキノガッサに当たることはなかったが、S無振りの鉢巻ウーラオスが環境に多かったことから、それ意識のS実数値120辺りのポケモン(レッカキラフロルなど)がいたと思うので、何回かは活きたと思いたい。
スタンパにも受けループにも選出でき、選出できない構築がほとんどなかったので、選出率は白バドかそれ以上に高かった。

 

ガチグマ(赫月) @ シルクのスカーフ
テラスタイプ: ノーマル
特性: しんがん
性格: ひかえめ
219(244)-81-141(4)-198(196)-91(44)-75(20)
ブラッドムーン / ハイパーボイス / ちょうはつ / つきのひかり

調整意図
H:ほぼぶっぱ
C:ほぼ特化(11n)
S:同族と残飯白バド意識
D:あまり
※月の光の回復量が増えるのでHぶっぱの調整の方がいいかもです。

構築を回すにつれて、特殊耐久の低さとウーラオスに弱いがゆえにスタンパに出さなくなっていったので、最終日はしんくうはを切って受け破壊の能力を強化するためにちょうはつを採用した。
黒バド構築にもあまり出さなかったが、選出画面でゴーストの一環を切る役割もあるので構築には必要だった。
最終日は受けループに何回も当たり、勝率がかなり高かったのでこの技構成にして正解だったと思う。

 

ドオー @ きあいのタスキ
テラスタイプ: ゴースト
特性: ちょすい
性格: しんちょう
237(252)-95-83(20)-58-165(236)-40
あくび / カウンター / ステルスロック / じこさいせい

調整意図
H:ぶっぱ
B:あまり
D:ほぼ特化(11n)
※B振る意味はそんなにないのでD特化でもいいかもです。

カイオーガに受け出しが安定するという性能と、あくびステロを覚えることで腐りにくいという強みを買っての採用。
白バドコライドン対面で、初見で初手からフレアドライブを打たれることがほぼなかったので、白バドの型偽装に貢献できていた気はする。
白バドと組むにあたり、カイオーガは受けられることは必要だがそれ以外の特殊を受ける性能はあまり必要なかったので、物理に対しても1回は動けるように持ち物はきあいのタスキ、タスキが活きるようにワンウェポンはカウンターとした。
じこさいせいを切る選択もなくはないが、体力を満タンにしておくことでタスキを使えるのが強いので採用した。
テラスはほとんど切らないので悩んだが、格闘技しか通らない水ラオスを詰ませるためゴーストにした。(最終日1回だけ活きた)

 

イーユイ @ こだわりスカーフ
テラスタイプ: くさ
特性: わざわいのたま
性格: ひかえめ
147(132)-90-101(4)-187(116)-141(4)-152(252)
オーバーヒート / ふんえん / あくのはどう / サイコキネシス

調整意図
H-B:テラス炎オーガポンの特化ツタこんぼうを13/16耐え
S:準速(同族、ウーラオス意識)
C:できるだけ高く(11n)

対炎ポンやラウドボ―ン・鋼タイプへの強さとスカーフ適性を買っての採用。
炎ポンが入りがちな黒バド・ミライドン・ザシアン構築に自然に選出ができる。
サイコキネシスは主に水ウーラオス意識。
テラスは一回も切っていないが、構築単位で重いキノガッサ意識で草にした。

結果

TN スカーレット 最終10位/2152

TN まさき 最終38位/2105


感想

最終1桁チャレを逃しましたが、久しぶりに上位争いができて楽しかったし、高順位を取ることが出来て素直にうれしいです。

最終日頑張りすぎたときはいつも体調へのダメージがでかすぎるので、今期のランクマは休む可能性大です。