【真皇杯関東予選3位】トリル白バド攻めサイクル　構築詳細＆対戦振り返り【ポケモンSV】

この度、真皇杯関東予選で第3位という結果をおさめることができましたので、構築記事を書こうと思います。

レンタル

レンタル作成のはるちーに感謝。スペシャルじゃなくてエブリタイムサンクス
（レンタルは何日かで消えるので早めにレンタルしてください）

構築概要

白バドレックス　207(252)-224(148)-170-105-164(108)-49 *S0
ミミッキュ　159(228)-154(236)-106(44)-63-125-116
暁ガチグマ　219(244)-81-140-198(196)-91(44)-75(20)
ウーラオス　207(252)-200(252)-120-74-81(4)-117
ゴリランダー　193(140)-176(116)-110-72-122(252)-105
ブリジュラス　165-112-150-194(252)-86(4)-137(252)

白バドを軸としたトリル攻めサイクルです。

ランクマS18では勝ちきれなかったのですが、ポテンシャルは高い構築だと思ったのであきらめきれず、多少変更して本大会で使用しました。

白バドはほぼ確定で選出。一般枠は、相手の選出がミライドンなら優先的にゴリランダーミミッキュを、白バドならウーラオスガチグマをといった感じで相手の伝説に合わせて選出。
攻めと受けの相性補完を一番重視して組みました。トリルを絡めながら数的有利を取っていったり、サイクルしたり、柔軟な動きが出来ます。

S18との変更点

・水ウーラオスの持ち物　襷→拘り鉢巻

・ガチグマの技　だいちのちから→つきのひかり

・ゴチルゼル（スカーフ）→ブリジュラス

ミライドン黒バド白バドには厚めで、コライドンホウオウザシアンには薄めです。

大会結果＆トナメ以降対戦振り返り

＜結果＞

予選6-1 1位抜け　本戦3位

＜トナメ以降対戦振り返り＞

配信卓の様子はこちら↓

【ポケモンSV】第6回真皇杯-関東予選 feat.バンビー,A0,しざよ,アーデル,スポンジ,りー,ひだかドラピオン...and more! - YouTube

・トナメ1回戦　vsくれはさん
（ギラティナオリジン、パオ、イーユイ、メタモン、カバ、カミ）

ギラティナを白バドでテラスさせれば水ウーラオスが通ると選出段階で予想。
初手ブリジュラス・イーユイ対面、悪波怯まずメテオビームでワンパン。
ギラティナにかげうちで倒され、死に出し白バド。
白バドでギラティナにテラスを切らせることができ、水ラオスで裏のカバまで一掃して勝利。

・トナメ2回戦　vsめろさん（配信卓、詳しくは↑のURL見てください）
（白バド、ドオー、草オーガポン、ママン、カミ、ディンルー）

選出段階である程度型の予想は出来たが、草ポンだけ怖すぎた。（出てこなかった）
初手は全てに行動保証持てて白バド以外には一貫して技が通る白バド、相手の白バドに後投げから展開を作れる水ラオス、白バドを大きく削れて裏にも一貫するガチグマで選出。
2回目の白バド対面が出来たときに、このままだと相手の白バドの削れる量＜こちらの白バドと水ラオスの削れる量となっていて不利だと思い、打開策を考えたところトリル→ラオス引き下からとんぼ→ガチグマ無償着地の動きから一気に崩すプランを思いついて実行、まもるにハイボを合わせるかブラムン打つかの択に勝ち見事崩せて勝利。
択に負けてもつきひかで体力管理できれば大丈夫だろうくらいに思っていて、なんとかなれ！！って心の中で言っていた。

・トナメ3回戦　vs柊さん（配信卓、詳しくは↑のURL見てください）
（カイオーガ、エルレイド、暁ガチグマ、カイリュー、ブリジュラス、オオニューラ）

持久力ブリジュラスが重めだが、持久力ならミミッキュで一回流すプランでゴリラ白バドミミッキュで選出。
ブリジュラスをブリザードランスで削ってトリル→ブリザードランスで落とすプランを考えていたが、思ったより柔らかくて落ちてしまったのが想定外だった。
カイオーガの裏が襷カウンター持ちのエルレイドやオオニューラだったら負けだなーと思っていたがカイリューだったので無事勝利。
ミミッキュカイオーガ対面でトリルから入ったのは、
トリル→次のターン呪いに合わせて引き→なんやかんやでトリル枯らされてカイオーガのしおふきで白バドをワンパンされて負けのパターンがあると思い、白バドがしおふきを耐えるようにカイオーガを早く削っておきたかったため。

・準々決勝　vsmomoさん
（ルギア、ラウドボーン、キラフロル、パオジアン、ギャラドス、ヒスイゾロアーク）

ラウドボーンは白バドを止めるために確定で来るので、特殊2枚と白バドの選出で考えて（それしかできない気がする...）、ルギア以外にはある程度やれる初手ブリから入った。
初手ラウドでメテオビーム・だいちの打ち合いから始まり、ルギア後投げ、白バド着地からの電テラバで交代ギャラドスを倒す。
そこからはガチグマ＋白バドvsルギア＋ラウドボで数的有利を維持しつつTODも視野に入れながらのサイクル戦を制した。
ガチグマの体力管理が難しく、ラウドボーンのフレソン+フレソン（+1）が最大で193ダメージだったので、体力180なのにつきのひかりを押さなければいけなかった。でも多分つきひかがなかった時点で負けていたので入れてよかった。
こちらがウーラオスを出していなかったので選出が噛み合った形にはなったが、キラフロルかパオジアンを出されていたら不利な展開だったと思う。

・準決勝　vsにゃおーしさん（配信卓、詳しくは↑のURL見てください）
（ミライドン、アローラキュウコン、ミミッキュ、サフゴ、暁ガチグマ、霊ランド）

選出はゴリラ白バドは確定。あと１体で悩んだが、ガチグマランドサフゴあたりに一貫している水ラオスにした。
この対戦の一番のポイントは、ブリザードランス圏内のキュウコン白バド対面で、結果的にトリルをしていれば急所氷以外勝ちだったのに、トリルを押さずに倒したところ。
トリルを押さなかった理由は2つあって、1つは勘違いでキュウコンの存在しないトリックを恐れていたこと。スマホでの検索がありだったので検索すればよかった。
もう1つは、トリルに合わせてランド引き→炎テラスなどで返されるのが裏目であること。トリルのターンでGFが切れるため、じしんが抜群で入ってしまうのでそのムーブを恐れてしまったが、さすがに深読みしすぎたかもしれない。
ただ倒しても再度GF展開すればどこかでトリルできると思ったし、実際最後その展開になったので完全な不正解ではなかった気もする。
キュウコンを倒した後はサイクルしながら残り3分が出た後、予定通りトリルの隙が出来たがミライドンのりゅうせいぐん急所で負け。今まで運は悪くなかったおかげで準決まできたので、悔しいけど仕方なかった。。
ダメ計も甘えてダメージ計算SV（バグがある）を使っていたが、近くで観戦していたA0くんにポケソルダメ計を使っていないことを指摘されて笑った。使い慣れたら使いやすいと思うので使えるようにしておきます！

・3決　vsくろなまさん（配信卓、詳しくは↑のURL見てください）
（黒バド、カイリュー、ウーラオス、ミミッキュ、キラフロル、ディンルー）

対毒びしパは毒びしを回避しようとすると選出が弱くなるので、初手白バドミミガチグマで選出。
順当にキラフロルに白バドを毒状態＋半分近く削られ、毒びしを2回撒かれる代わりにトリルを3ターン残して数的有利を取ったところからスタート。
死に出し黒バドでまもるをされた瞬間、前日にランクマで試運転をしていた時にマッチングしていた相手だったことに気づいた。
ブリザードランスのタイミングで鋼テラスを切られていたら苦しい展開になっていたが、交代際カイリューにブリランを当て、ミミガチグマで詰めて勝利。
大会後の飲み会でたまたま同席して、ポケモン対戦歴1年だと知って普通に驚いた。

個体詳細

バドレックス(白馬) @ オボンのみ
テラスタイプ: でんき
特性: じんばいったい
性格: ゆうかん
207(252)-224(148)-170-105-164(108)-49 *S0
ブリザードランス / テラバースト / トリックルーム / つるぎのまい

黒バドレックス対面において強い行動がテラス殴りであるため、アスビ2耐え調整。
↑トリルからだと次のターン引かれて削れない、みがわりやトリック等がヤバいため
↑これ結構重要！！
テラスタイプは守備面では弱点が少ないのが優秀、攻撃面では氷と技範囲の補完が取れている電気を採用。
相手がトリルターンを枯らそうと交換してくる択まで考慮した場合の安定択になるのが強かったり、高耐久ポケモン入りの構築に選出を渋らないようにするために、つるぎのまいを採用。
氷と電気が両方半減になるポケモンが環境にほとんど居なかった（火ロトムとマンムーくらい？）ので、2ウェポンで十分だった。
耐久も火力も申し分ないほど高く、トリルをして自らエースになったり、裏のガチグマやウーラオスにつないだりと伝説ポケモンとして大車輪の活躍だった。
脳死トリルしないことが使う上で重要だが、準決勝でトリルせず裏目ってしまったので打つタイミング難しい。。。

ガチグマ(赫月) @ シルクのスカーフ
テラスタイプ: ノーマル
特性: しんがん
性格: ひかえめ
219(244)-81-140-198(196)-91(44)-75(20)
ブラッドムーン / ハイパーボイス / しんくうは / つきのひかり

HCベースでS20振り、残りをDに回した。
最初は最遅で使っていたが、ヘイラッシャやキョジオーンを素で抜いていた方が良い場面しかなかったので最遅だけは推奨しない。
黒バド、ホウオウ、白バドが主な選出対象。
ラス枠のつきのひかりは、構築単位で重いホウオウに対してブラムン→つきひか→ブラムンの動きが取れるのが強いのが主な採用理由。
あとはサイクル戦になった時にたまに回復できると有効に働く。
あまり打たなかっただいちのちからよりは強いと思う。
あと、ラス枠にちょうはつ入れてる人もいるけどそれ入れたからと言ってラッキーに勝てるんか？とは思う。→S振ってたら対面は勝てるかさすがに

ミミッキュ @ ゴツゴツメット
テラスタイプ: みず
特性: ばけのかわ
性格: いじっぱり
159(228)-154(236)-106(44)-63-125-116
じゃれつく / かげうち / のろい / トリックルーム

白バドレックスの苦手なコライドンやザシアンを削るためゴツゴツメットを採用。
ハチマキ水ラオスのテラス水流で落ちないように水テラス。でもテラスを切ったことは一度もない。試したことはないが素で耐えるようにHBでもいいのかもしれない。
黒バド、ザシアン、コライドン、テラパゴス辺りにはだいたい出していた。
火力インフレ環境では確実に１回は動けるばけのかわが強く、
どんな状況からでも（ちょうはつさえなければ）確実にトリックルーム→のろいの展開を作ることが出来た。
最初はちょうはつを防ぐメンタルハーブを持たせていたが、ちょうはつ持ちが少なかったので変更したら勝率が上がった気がするので多分正解だった。

ウーラオス(連撃) @ こだわりハチマキ
テラスタイプ: みず
特性: ふかしのこぶし
性格: いじっぱり
207(252)-200(252)-120-74-81(4)-117
すいりゅうれんだ / インファイト / アクアジェット / とんぼがえり

S18ではタスキで採用していたが、タスキがなくてもある程度の行動保証はあるため、サイクルを破壊できるハチマキの方が明らかに強かった。
特にミライドン入りにパオジアンが入っている時、タスキでは投げにくかったがハチマキだとトリル下でミライドン受けが成立しないため、ミライドン入りにも投げやすくなった。
こおり打点は白バドで足りているため氷技は採用せず、サイクルや対面操作がしやすくなるとんぼ返りを採用した。関東予選では白バドとたくさん当たってかなり活きたのでよかった。

ゴリランダー @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: ほのお
特性: グラスメイカー
性格: いじっぱり
193(140)-176(116)-110-72-122(252)-105
ドラムアタック / グラススライダー / はたきおとす / とんぼがえり

主にカイオーガやミライドン入りの構築に対して選出する。
ドラムアタックは、カイオーガに対して打つのがグラススライダーだけでは足りないので採用。ゴツメだとしても触れないのがえらい。
テラスタイプはパオカミあたり意識で炎にしたが、生涯で一度も切ったことがないので何でもいい。
フィールドででんきテラス白バドの弱点をなくせるのがおしゃれポイント。

ブリジュラス @ パワフルハーブ
テラスタイプ: ゴースト
特性: がんじょう
性格: ひかえめ
165-112-150-194(252)-86(4)-137(252)
りゅうせいぐん / ラスターカノン / エレクトロビーム / メテオビーム

バドが苦手なコライドンやイーユイオーガポンなどの高火力炎技持ちアタッカー入りに初手に置けて行動保証のある特殊アタッカー枠が欲しかったので採用。
選出率は一番低いので諸説枠。何か他にいいポケモン募集中。