【S30最終10位/2130】双妖コライオーガ【ポケモンSV】
シーズン30お疲れさまでした!
レギュIの1シーズン目で最終10位を取ることが出来たので構築の詳細を公開したいと思います。
5/13くらいから大体同じ並びで潜っていてあまりアップデートできていなかったためかなり重いポケモンがいますが、地力の強さがあったからこそこの順位を出すことができたと思っています。
是非見ていってください!
レンタル ※突然消えるかもしれないのでレンタルはお早めに
レンタル作成してくれたはるちーに感謝。
コライドン 175-187(252)-135-x-121(4)-205(252+)
カイオーガ 205(236)-x-110-209(156+)-160-125(116)
パオジアン 155-172(252)-101(4)-x-85-205(252+)
ブリジュラス 195(236)-x-151(4)-187(196+)-86(4)-114(68)
グライオン 179(228)-116(4)-160(4+)-x-121(204)-124(68)
ドオー 237(252)-95-123(252+)-x-121(4)-40
構築経緯
フェアリーテラバカイオーガが雨下でコライドンの主要技を半減以下で抑えられることと、非テラスコライドンに4倍弱点をつけることが強いと思いそこから構築をスタート。環境に多い黒バドやミライドンルナアーラなどの特殊伝説に対しても打ち合いを安定させるために持ち物はとつげきチョッキとした。
2体目の伝説を決めるうえで一番重要なことは、伝説2体選出が自然とできることだと考え、それに当てはまりそうな伝説であるスカーフコライドンを採用した。
天候ターンの管理がしやすいこと、フェアリータイプと合わせて相手から一貫しないタイプが多いこと、カイオーガが特殊であることに対して物理であること、カイオーガが中速であることに対して超高速であること、テラスに依存しないこと、これらの理由から同時選出が容易にできるのではないかと考えた。
次に、上記のコライオーガと選出して強そうな一般枠として真っ先に思いついたタスキパオジアンを採用した。対面性能の高さとぜったいれいどによる崩しを両立でき、カイオーガが呼びやすい草テラスに強いことが採用の決め手となった。
ここで、カイオーガvsミライドン対面を考えたときにフェアリーテラスを切るのであれば、相手にりゅうせいぐんを押させる(電気技を押させない)ことが重要と考え、地面タイプを2体入れることを考えた。
まず地面タイプ1体目にグライオンを選択。コライオーガが弱い受け寄りの構築に対して強く出ることができ、伝説のパワーに対してみがまもループにより種族値の壁を超えて戦うことができる唯一無二のスペックを持った最強ポケモンであるため迷わず採用した。
地面タイプ2体目にはてんねん+たくわえるドオーを採用。黒バドザシアンに強く出ることができたり、壁+詰み展開やどくびし+みがまも黒バドテラパゴスのような展開系の構築に対しては詰ませることができる。
最後に、ここまでで重い白バドに対して強く、伝説環境でも戦えるほどの十分なパワーを持つじきゅうりょく+こだわりメガネブリジュラスを採用し、構築が完成した。
主な選出パターン
・対コライ黒バド
→初手オーガ+コライパオorパオブリorブリドオー
初手カイオーガの殴り合いからスタート。
初手バドにはフェアテラバから入ることが多い。
・対ミライ白バド
→初手オーガ+ブリ+パオorグライ OR 初手コライ+ブリ+グライorパオ
相手にラオスがいたら初手コライ、それ以外はオーガが多い。
裏はオオニューラガいたらパオ、いなかったらグライが多い。ブリは確定。
初手ミライにはテラバスタート。白バドにブリを後投げしてテンポを取りにいく。
・対バドホウオウ
→初手オーガ+パオグライコライから2体
バドが草テラスメガネならだいぶ無理。最後まで答え出なかった。
初手ホウオウならグライオン引き。
・対バドザシ
→初手コライorオーガ、裏ドオーパオグライブリから2体
ドオーで頑張る。常にTODを視野に入れる。
・対コライルナ
→初手オーガ、裏グライパオドオーから2体
オーガで数的有利取れば勝てる。
ドオーやグライオンでのTODも視野。
・対コライオーガ
→初手オーガ、裏は色々
・対ホウオウダイナ
→だいたい初手パオ、グライ@1
零度ゲー。
個体詳細(ポケソルテキスト)
コライドン @ こだわりスカーフ
テラスタイプ: フェアリー
特性: ひひいろのこどう
性格: ようき
175-187(252)-135-x-121(4)-205(252)
げきりん / フレアドライブ / テラバースト / とんぼがえり
S種族値ミラーで50%以上で上を取るために最速での採用。
フェアリーテラバーストはドラゴンに対してげきりんで拘りたくない時に打てるのが強いので採用。また、構築単位で重い両ウーラオスに対して耐性を持つことができる。
フェアリーテラバ採用によりげきりんではなくインファイトを切った理由は、黒バドよりザシアンの方が後投げが効きやすいため。インファイトを黒バドに透かされた次のターン黒バドを後投げからケアするのが難しいのに対し、げきりんをザシアンに透かされた次のターンはドオー後投げでだいたいケアすることができている。なので、透かされた後のケアが難しいインファイトは採用を見送った。
軸はカイオーガなのでカイオーガよりは選出率は低かったが、カイオーガの相方として相応しい性能を持つ伝説ポケモンであると感じた。
カイオーガ @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: フェアリー
特性: あめふらし
性格: ひかえめ
205(236)-x-110-209(156)-160-125(116)
しおふき / なみのり / かみなり / テラバースト
中速ポケモン(カイオーガ、ホウオウ、ルナアーラ、ウーラオス)意識でSに多めに振ったチョッキカイオーガ。構築経緯にも書いた通り、コライドンに対して強いテラスであるフェアリーで採用した。
ミライドン対面では構築に地面タイプを2体入れることでりゅうせいぐんを打たせる作戦は思った以上にうまく決まることが多く、シーズン通して体感9割くらいはりゅうせいぐんを打ってくれたため、フェアリーテラバを打つことにより大量の爆アドを稼ぐことができた。(認知されていなかったからこその強さだとおもいます)
遅いポケモンに対しては上から超高火力の雨しおふきで制圧でき、早いポケモンに対してはテラスを使いながら打ち合っていく戦い方がシンプルにとても強力であった。
パオジアン @ きあいのタスキ
テラスタイプ: こおり
特性: わざわいのつるぎ
性格: ようき
155-172(252)-101(4)-x-85-205(252)
つららおとし / せいなるつるぎ / ぜったいれいど / こおりのつぶて
テラスはつららとつぶての両方の技の威力アップとぜったいれいどの命中率を下げないこおりとした。
個人的にはつらら+聖剣+先制技で十分に殴り合い性能が確保できていると思っており、その上で最後の1枠に崩しのぜったいれいどを入れたこの技構成は理にかなっていると思う。
一撃技を絶対に採用しない人はステロサイクルや高火力を押し付ける系の構築を得意としていて崩しに困らないから採用しようという考えにならないんじゃないかと勝手に思っている。
受け崩しの手段はいくらでもあるので自分に合った崩しの手段を構築で持てていればいいと思うが、受け崩しの手段の中でも一撃技は「技スペース1つで足りる」「受け崩しの手段として有効なだけでなく勝率0%を30%に引き上げられる場面が存在する」点でとても強力な技だと感じる。
ただもちろん運が悪ければ威力0の技なので、最終手段として打つくらいの気持ちで使うのが良いかもしれない。
ブリジュラス @ こだわりメガネ
テラスタイプ: ノーマル
特性: じきゅうりょく
性格: ひかえめ
195(236)-x-151(4)-187(196)-86(4)-114(68)
りゅうせいぐん / ラスターカノン / エレクトロビーム / あくのはどう
Sを遅めのカイオーガ意識の調整とし、残りをHCに振り分けたじきゅうりょく眼鏡型。
エレクトロビームはカイオーガとの相性が良すぎるので採用、あくはは黒バドを安定してワンパンできるのと、ネクロズマへの打点になる。
グライオンが苦手なつららばり白バドに後出しがするのが強く、つららばりでなければグライオンが白バドに強いという点でうまく補完が取れていた。
始めは対白バドやネクロズマ入りに強いポケモンとして採用したが、ノーマルテラスにすることで黒バド入りにも選出できるようになったため、戦い方のバリュエーションを増やすことができた。上手く動かすことで伝説に劣らないくらいのパワーが出せる強力なポケモンだったと思う。
グライオン @ どくどくだま
テラスタイプ: はがね
特性: ポイズンヒール
性格: わんぱく
179(228)-116(4)-160(4)-x-121(204)-124(68)
はたきおとす / ちょうはつ / みがわり / まもる
ぶっちゃけ強いから入れただけの最強ポケモン。
特殊に行動保証を持たせたいが、ミラーで上を取りたさもあったため気持ちS振り。
技構成はどくじしんだと構築単位で重いキョジオーンに勝てないためはたきちょうはつとした。
テラスは白バドにも投げられるようにはがねとしたが、白バド入りにはブリジュラスを必ず投げるということもあり、どちらかというと黒バドの方を重く見た方が強いと後から気づいたので悪かノーマルの方が強いと思う。
ドオー @ たべのこし
テラスタイプ: ノーマル
特性: てんねん
性格: わんぱく
237(252)-95-123(252)-x-121(4)-40
じしん / たくわえる / まもる / じこさいせい
対バドザシや壁+詰み構築、どくびし+黒バドパゴスのような構築に対してよく選出していた。
てんねんでHB特化にすることで、残飯込みでA特化ザシアンのきょじゅうざんを確定2耐えすることができる。
ノーマルテラスは黒バド意識。ノマテラ+たくわえる+まもるでアンコ黒バドにも屈しない。まもるはザシアンのテラス確認の様子見としても重宝した。てんねん+たくわえるのTOD性能は言うまでもない。
また、コライドン晴れと合わせることによりザシアンの水テラバーストを始めとした水技を半減できるという点でコライドンとの相性も良く、構築の弱いところを埋めてくれる素晴らしいポケモンだった。
重いポケモン
・水ウーラオス
→コライドン・カイオーガは優先して選出するようにする。
・草テラス黒バド
→カイオーガ対面で草をケアするかしないかが本当に難しい。
裏にテラスを切らなくていいならカイオーガでなるべく切るようにしたい。
・シード飛行テラス挑発オオニューラ
→ミライと組まれていたらパオは選出するようにする。
感想
朝8:55時点で6位だったのでかなり潜るか迷いましたが、あと5分で4人に抜かれないやろ~と言って潜りませんでした。
結果一桁をまたギリギリのところで逃してしまったので、今度こそ今度こそ今度こそ同じことがあったら絶対に絶対に絶対に潜ります!!!!!!